工房スタッフのもふもふタイム 〜癒やしはここから生まれる〜

工房が現在の場所に引っ越してきて約5年。住宅街の片隅で、我々はもふもふと出会いました。

毎日のようにもふもふ達とふれあい、もふもふ達に癒やしを頂いております。自由気ままに生きているもふもふ。もふもふ生態について詳しくなかった我々も、もふもふのことを考えるようになり、もふもふのためにグッズをこさえ、もふもふが喜ぶポイントを探すようになります。

お隣さんの猫しんちゃん

我々が日々相手をしていただいているのは、お隣さんの猫たちです。みんな保護猫。長老から新入りまで、個性的な猫様たちです。猫様と言わせていただきます。

猫といえば猫じゃらし

猫と触れ合うために最初にしたこと、それは猫じゃらしでお相手させてもらうこと。最初は道路の脇に生えているエノコログサを取ってきては振りかざす、というだけでしたが、夏の間はまだエノコログサも短く、手応えが少ないのです。
秋になるまでひたすらエノコログサで遊んでいましたが、やはり草ですので、遊んでいる途中で折れてしまいます。残念です。

これは猫じゃらしを作るしかあるまい。
手仕事をしている工房なので、素材はいろいろあります。棒になるもの、フサフサになるもの、紐系… 反応を見ながら改良を重ねていきます。

【猫じゃらし1号】

屋根の上にいる猫様に振り向いていただくために、動きがよく見えるように大きめサイズの猫じゃらし(的なもの)を製作。紙管の先にデニムの耳を結んだだけの、シンプルなもの。
これはじゃらすというより旗のような、気づいてもらうためのものでした。

【猫じゃらし2号】

緑の羽根募金でもらう羽根。昔は針がついていましたが、最近は裏にシールが付いているので、ペタッと簡単に貼ることができますね。猫にも安全。
作り方は、菜箸の先に糸紐を付け、もう片方の糸の先に羽根をつけます。ここで、引っ張ったときに羽根や糸が抜けないように、ウッドビーズで固定しました。もちろん間にはボンドを入れています。

紐の長さは余裕をもって50cm程度としました。

これは仔猫に大好評でした。大好評なので、最終的に菜箸からブチッと切れてしまいました。そのまま咥えて中庭へ持ち去られてしまいます。庭のごみになってはいけないと思い、飼い主さんに報告し、持ってきてもらいました。お手数をおかけします…

【猫じゃらし3号】

菜箸の残り1本の使いみちがないので、やはりこれも自動的に猫じゃらしになりました。

家に残ってた紐でタッセルを作り、紐部分はゴム紐を使用。びよ〜んと伸びるほうが面白みがあるのでは?と思って作ってみましたが、2号ほど興味を持たれずに終わってしまいました。。。

【猫じゃらし4号】

猫じゃらしで遊んでくれるのは、せいぜい1歳までというのがわかり、それでもなんとか猫様たちと触れ合いたいので、壊れない、かつ離れていても大丈なビッグサイズ猫じゃらしを製作しました。

工房のどっかにあった、かなり太めのワイヤーの先にデニムの耳を結んだだけのものです。デニムの耳は長めにしているので、この長いものに猫様は反応。
車の下に隠れてしまった猫様に対しても効果を発揮し、見事に釣り上げます。

工房の玄関前の庭木によく登るのですが、木登り途中でもこのビッグ猫じゃらしは活躍してくれます。葉っぱの間から顔を出して、猫パンチ。かわいい。

ちなみに大きめ猫じゃらしで使ったデニムの耳ですが、これはなかなか便利です。

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デニムの耳 – ナチュラル -日本を代表する国産デニムメーカー”カイハラ・デニム”の廃材を使用したよこ糸。直接工場へ足を運び交渉・買付をすることによって実現した一般的に流通量の少ない素材です。織るだけではなく編み素材としても面白い表情を出すことができます。素材 : 綿・ポリエステル容量 : …

こうして猫様に捧げる時間を愛おしみながら、日々お仕事に励んでいます。

スタッフともふもふ