廃棄されるデニムの耳を使いたい!デニムの耳にもいろいろあって その2

編みタイプの布ぞうりには最適ではないと思って、草履タイプのものを作ることにしました。

最適ではないと言いましたが、2重にするといいと思います。まだ試していません…

そこで、布ぞうり愛用者の職員さんに、布ぞうりについていろいろ聞いてみました。
「うちにあるから持ってくるね」と、翌日愛用の布ぞうりと、本を3冊持ってきてくださいました。

白いテープを使うのは知っていましたが、使う太さも何種類かあるんですね。100円ショップでは売っていない太さなので、どこに売っているのかと思ってホームセンターへ行きますと、100m単位でいっぱいありました!
3mm、5mm、6mm、8mm。
でも100mもいらないよな。。。

しかしものづくり魂はこんなことでは躊躇しません。これは荷造り紐なので、いずれ引っ越しに使う。今買っても大丈夫。という確信のもと、8mmサイズを購入しました。

PPロープ

三友産業 バラケルPPロープ 8mm×50m 布草履作り 手芸に便利なバラケルひも HR-129

三友産業 バラケルPPロープ 8mm×50m 布草履作り 手芸に便利なバラケルひも HR-129

6mmと迷ったんですが、本には8mmとあったような… でも買ってしまったので、これで作ります。

布ぞうり、作ります

まず、ワイヤーハンガーを1つ用意します。
一昔前まではどこの家庭にもあったワイヤーハンガーですが、今はクリーニング店は黒のプラスチック製が主流なので、忘れ去られた存在かもしれませんが、家のどこかにあるはずです。きっと。

PPロープとデニムの耳を用意。
本を見ながら、PPロープを切り、ハンガーに掛けます。掛け方を間違うと、外せなくなりますね。YouTubeでもいっぱい布ぞうりの作り方はありました。

デニムの耳をロープに巻きます。動かないようにしっかりと引っ張ります。作っている途中の写真はないですが(撮るのを忘れたので)、本を見ながら作っています。

いつも手織りを見ているので、仕組みはわかります。なるほど、なるほど。

これは思ったより力のいる作業ですね。しっかり織り込むことで、仕上がりもきれいにしっかりとできます。

Tシャツヤーンとかで作っているものが多いですが、今回の素材はデニムの耳で引っ張っても伸びたりしない素材なので、少し工夫しながら織っていきます。

裏はデニムのしっかりとした仕上がりで、内側はふさふさを出しています。

鼻緒の、親指のところが高さが少し足りませんでした。愛用職員曰く、痛くならないようにもう少し高くしたほうがいいのだそうです。なるほど。

白のデニムの耳は、ふさふさが少しわかりにくいと思いますが、ナチュラルはよりふさふさ感アップです。

デニムの耳ナチュラル
デニムの耳

これは気持ちいいに違いない。

布ぞうりは短いもので十分に織っていけるので、途中で切って使っても大丈夫です。

【アウトレット】デニムの耳 ナチュラル | DANBOLOOM powered by BASE

デニムの耳 – ナチュラル -こちらの商品は、一部に色ムラや色あせなどがあります。ご了解の上ご購入ください。しっかりしたデニム地なので、ワイヤーハンガーなどに巻いてみてもいいですね。素材 : 綿・ポリエステル容量 : 20m※個体差により色合い、風合いに若干の違いが出る場合がございます。ご了承ください。

自分の足に合うように改良が必要ですが、基本を覚えたので、この夏はたぶん布ぞうりづくりに励むでしょう。