工房の近くで見つける季節の花々 〜春・初夏編〜

盛岡市の住宅街にひっそりとある工房ですが、近くには公園もあり、季節の花々が咲き誇ります。中庭にもいくつか花が咲いており、春は新緑の中に淡いピンク色を見つけることができます。

花の名前には詳しくありませんが、派手ではない小ぶりな花が好きです。庭木の間からこぼれる日差しを受け、薄ピンク色のキク科の花々が咲き始めます。

ヒメジョオンやハルジオンはどこでも見かけますが、繁殖力が強く雑草扱いされるこの小さな花には、実は元気をもらっています。繁殖力が強いゆえに貧乏草とも言われる(失礼な!)花ですが、春から夏にかけて長い期間咲き続けます。庭にもいつの間にかあちこちで芽を出し草取りも大変なのですが、春の終わりにスッと長くしっかりとした強さで咲いている花を見ると、負けずにここまで来たんだな、としみじみ、感慨深いものを感じます。

「雑草魂」を胸に生きると誓うのですが、雨にも負けず風にも負けず… いろいろあって、そういうものに私はもなりたいと思うのです。

裏手にはたんぽぽ、玄関の前の植え込みにはツツジが咲いています。濃いピンク、薄いピンク、白の3種類。毎年見ていると、色が濃い順に咲いていくような気がします。

散歩がてら公園に足を伸ばすと、サクラソウが咲いています。地域の方々が丁寧に草取りなど手入れをしているから、毎年きれいな花を咲かせてくれます。みんなが遊んだり休憩できる公園は、地域のみんなで大切にしているんですよね。感謝です。
お盆前には我々工房スタッフも公園の草取りをします。

庭の花が枯れてちょっと寂しくなる頃、工房の周辺はニセアカシアの花の香が漂い始めます。

高校生の頃、生物の先生が校庭のニセアカシアを見ながら、「あれ、三杯酢で食べるとうまいんだよな」と言っていました。その時初めて「三杯酢」というものを知り、花が咲くたびにその先生の一言を思い出すのです。
甘い香り。はちみつでも知られる花ですね。岩手県もニセアカシアの木をたくさん見るので、おいしいはちみつもたくさん採れます。

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空き地ではシロツメクサやフランスギクが満開になります。白い花の組み合わせも清楚でいいですね。

6月も中旬になると気温が上がってきて、不安定な天気も続きます。この白い花が散ると、あじさいの季節がきますね。梅雨のジメジメもありますが、鮮やかな花の色を待って過ごします。