使いさすさを求めて商品開発!鞄のデザイン -Saccora Japan diary-

ポーチやランチョンマット、ブローチにヘアゴム、名刺入れから手帳カバー、そして鞄。
さっこらは様々な裂き織商品を製作し、販売しています。

本日は、石頭社長と縫製担当のスタッフYさんが新しい鞄を開発するとのことで、話し合いの場を少し覗かせていただきました。

Yさんは縫製の際、気づいたことをメモに書き溜めているそうです。こういった日々の積み重ねから、より良く、少しずつ、商品のデザインも変化していきます。
今回も、さっこらの商品にご縁があった方に長く使っていただけるようにと、使いやすい鞄を目指して話し合いを進めていきます。

すでにある鞄を参考にしながら、幅や高さといったサイズ感、形の確認。数センチ、数ミリの違いでも、使用感に影響が出ることもあるので、細かく話し合いを重ねます。

鞄に必ず入っていると言っても過言ではない財布。長財布でも余裕をもって入るかの確認もしておきます。

鞄の形が決まったら、次は使う生地について。

こちらが、表地になる裂き織です。
障害のある職人が、生地や色の組み合わせまで自由に選択し織りあげたもので、裂き織ならではの独特の風合いと職人の感性が合わさった、とても素敵な生地です。

この表地に合う裏地を探していきます。

裏地には、寄付でいただいた反物や着物などを使用します。使われる機会が来るまで、大切に保管され、眠っていた布たちにようやく活躍の場が回ってきました。

かわるがわる何度も表地と裏地候補を重ね合わせます。
色合いはもちろん、生地の触り心地から、絹やウール、アセテート。どんな素材が使われているかも、考えながら選びます。

この組み合わせに決まりました。
カラフルな裂き織にしっくり来る組み合わせですね。

職人の感性が光る特別な裂き織に、ご縁が合って寄付でいただいた特別な布をあわせる。
こうして、他に一つとして同じものはない、一点物の鞄が出来上がります。

さっこらの鞄は全国どなたでもオンラインストアからご購入いただけます。
気になった方はぜひ覗いてみてください。
今回製作した鞄をはじめ、他にも素敵な鞄が並んでいますよ!

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