工房にはいろんな色の草木染め毛糸があります。
手編みは専門ではないので、織りに使えそうなものを取り分けて巻いています。
去年は生成の毛糸を使ってニット帽を編んでいましたが、真っ赤な毛糸が出てきました。真っ赤な毛糸の使いみちがあるだろうか…としばらく考えていました。去年から。
しかも合細や極細毛糸なので、なかなか難しいのかな。
岩手はこの時期、県内産の美味しいりんごがお店に並びます。個人的には黄色のりんごが好きです。
あ!そうね、りんごの帽子とか可愛いかもね。
ということで作り方をネットで見てみますと、葉っぱの部分の編み方が分かりません。分からないというか、編み図が読めないので困りました。。。
社長が「わかるよ」というので、1回編んでみてもらいました。
この印が長編みだったのか!と、初めて編み物をした時から数十年してやっと印を知りました。
葉っぱの編み方も分かったことなので、どんどん編んでいきます。極細毛糸なので2本取りで編んでいきます。機械編みなので1目でも外すと最初からやり直しです。治す方法もあるのかもしれませんが、説明書が外国語なので読めませんし、YouTubeにもそういうのなかったです。
ガラガラと音を出しながら、ぐるぐる回していきます。目が回ります。たまに休んでみることも必要です!
完成!
葉っぱの毛糸も草木染めです。やわらかな色です。
赤の毛糸の他に、黄緑、黄色でも編んでみました。並べてみると、なかなか可愛いです。
草木染めなので、どれも微妙な色の違いがあります。黄緑は、少し黄色寄りのものもあるし、茶色を少し混ぜたような色合いの毛糸もありました。
機械編みで決まったサイズしか編めませんが、子供サイズの帽子として盛岡市上堂のミルクグラスクローゼット様にて販売中です。並太毛糸だともう少し大きいサイズもできますが、新しく毛糸を買うこともないので、今のところ子供サイズのみです。
りんごの他に何か果物シリーズできないかと考え中です。