デニムの耳とダンボールで丸織りのコースターとマルチマットをつくってみた

“織り”といったら四角い形が浮かびませんか?

先日、ネットで織りについて検索していたところ、ダンボールで丸い形の織りを作っている方を見かけ、気になったので私もやってみることにしました。

準備

ダンボールを丸く切り、大体等間隔の幅にハサミで切れ込みを入れていきます。この時、切れ込みは奇数で!
(一度、切れ込みを偶数にして織ったところ、よこ糸が交互に織り込まれず失敗してしまいました。)

ダンボールが準備できたら、ダンボールをぐるっと一周させながら、対角線の切れ込みにたて糸をかけていきます。

織ってみる

まずは、お試し。こちらのグラデーションの毛糸でコースターを織ってみます。

円の中心から、とじ針を杼のようにして上下交互に毛糸を通していきます。

サツマイモっぽい色味が秋っぽくてかわいいです。

たて糸を処理しつつダンボールから外したところ、外側が盛り上がってしまいました。毛糸のひっぱり加減のせいでしょうか。

色味が気に入っただけに少し残念ですが、使えるので良しとします。

デニムの耳で

よりしっかりしたものも作りたいので、デニムの耳を使ってみることにしました。

デニムの耳は生地の厚みがありつつも、フワフワとしたほつれが柔らかさとボリューム感を出すので面白い素材ですよね。

デニムの耳 ホワイト

日本を代表する国産デニムメーカー”カイハラ・デニム”の廃材を使用したよこ糸。直接工場へ足を運び交渉・買付をすることによって実現した一般的に流通量の少ない素材です。織るだけではなく編み素材としても面白い表情を出すことができます。素材 : 綿・ポリエステル容量 : …

Creema https://www.creema.jp/creator/2374235/item/onsale/

毛糸だと、円の外側になるにつれ、織り目が粗くなっていったのが気になったので、大きいものは難しそうだと思ったのですが、デニムの耳は生地の厚みやフワフワのほつれが織り目の粗さもカバーしてくれそうなので、先ほどコースターを作ったものよりワンサイズ大きいダンボールも用意しました。

毛糸と同じように織って…

デニムの耳で織ったものは、厚みがしっかり出て、織り目のもこもこ感が味になっている気がします。
毛糸だとよこ糸の引き加減が難しく、変な盛り上がりが出来てしまいましたが、デニムの耳では大丈夫でした。
ふわふわの触り心地もとってもいいので、ついつい触ってしまいます。

デニムの耳を使って何かを作ったのも、丸織りをしたのも初めてでしたが、デニムの素材感も気に入ったし、丸い形もかわいいし、楽しく織れました!


小さいものはコースター、大きいものは鍋敷きやランチョンマットやなど、いろいろな用途で使おうと思います。