ギフト用の箱を作った際に、半端なサイズのダンボールが残ります。紙はすべてサイズが決まっているのですが、カッティングの際にどうしても半端が出てしまいます。
普通の紙ならメモ用紙などに使ったりできますが、パッケージで使用した紙はダンボール製で、薄くてもしっかりとした作りです。
せっかくなので、このダンボールを使っていろいろ工作したいと思います。
材料を集める
ダンボールは、丸くカットします。糸を巻いていくので、輪っか状に切ります。
糸は、商品の残りだったりアウトレットのものを用意します。今回は白や生成などの自然な色のものを揃えました。余り糸の活用です。
コットンヤーンは50gごとに分けていますが、半端な重さのコットンヤーンが残ります。
デニムの耳は、デニム製品の製造過程で出てしまう端っこです。これは幅も硬さもさまざまですが、今回は白の1cm幅で、織りとして使えなかった細めのものを使います。
他の材料は、はさみ、ボンド、とじ針です。
オーナメントを作っていきます
まず、丸くカットしたダンボールにデニムの耳を巻いていきます。今回はふさふさが出るように巻いていきます。端っこがずれないようにボンドで止めて、ダンボールを隠すよにくるくる巻いていきます。
所々ボンドで止めたほうがいいです。
手織りの経験を活かして、この円に小さな織りを作ります。
たて糸は約1cm間隔で張っていきます。あまり狭いと毛糸を通すのが大変になるので、1cmとします。コットンヤーンが一番扱いやすいと思いました。
次はよこ糸を渡していきます。とじ針に毛糸を通して織っていきます。糸の色や種類を変えて織っていきます。
極太毛糸はアクセントになっていいです。羊毛をちぎって巻いていくのもいいかもしれません。
いろいろ織ってみたりしながら、バランスを見ていきます。
極太毛糸は三編みのように織っています。斜めに織ったり、2目ずつ通してみたり。
小さいのですが、工夫次第でいろんな織りを楽しめます。小さな空間にアートが広がります。
完成!
今回はすべて生成やクリーム、オフホワイトなどナチュラル系の色で統一しました。慣れてきたらもっとカラフルな糸を使ってもいいですね。工房にもまだまだいろんな素材があるので、次回は違う色で作ってみようと思います。
そして!このオーナメントをキットとして販売することになりました〜!自分で素材を集めなくてもすぐに始められるのがキットの良いところ。初めての方でもじっくり挑戦できるキットです。
コツが分かると、新しい織りもやってみたくなります。そんなきっかけづくりになってくれたら嬉しいです。
この手織りのオーナメントキットは下記のサイトで販売しています!
DANBOLOOM公式サイト https://shop.danboloom.com/items/54045119
Creema https://www.creema.jp/item/13321178/detail
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