フレンチノットステッチで作る刺繍ピアス。裂き織余りたて糸の活用法。

いよいよ覚悟がきまったので、不慣れな刺繍でのアクセサリー製作にチャレンジしてみることにしました。
先日、フェリシモの刺繍キット(10年前の代物)を使って練習したのですが、結構な時間をかけたのに完成させられませんでした。

【関連記事】刺繍初心者が10年前のフェリシモの刺繍キットで練習をしてみました

でも基本の縫い方は学べたし、やる気とちょっとした自信にもつながりました。
…つながりましたが、あまり難しいのは出来ないだろうな~と、ネットやYouTubeを検索していたら、こちらの動画を発見しました。

つぶつぶ刺繍のイヤリングの作り方

こんにちは。aoneco.です。ご覧頂きありがとうございます。今回は、フレンチノットステッチだけで可愛くて簡単にできる、刺繍イヤリングの作り方をご紹介します。好きな色の刺繍糸一束で両耳分のモチーフができますので、ぜひ刺繍初心者の方もチャレンジしてみて下さい。♢動画の感想、リクエストなどございましたら、お気軽にコメ…

フレンチノットステッチという手縫いでいう玉止めに似た手法だけで作れるらしい。
これなら作りやすそうです。早速刺繍アクセサリー作りに取り掛かります。

使うのはもちろん、裂き織の切れ端についた中途半端な長さの余りたて糸です。

ちまちま作成

ほぼ動画の作り方通りに製作していきます。

最初は動画通り刺繍糸6本取りのフレンチノットステッチをしたのですが、たて糸ですると粒が大きくなり過ぎたため糸の本数は変えました。やはり刺繍糸とたて糸では少し勝手が違いますね。

実験的に自分なりにアレンジして柄のものも作りました。

縫い終わったのがこちら!

「紫・単色」
二本取り。お試しで最初に縫いました。難しく考えずにスキマを埋めるように縫っていくだけなので比較的楽でした。コンパクトにまとまりました。

「白・黄ドット」
三本取り。粒が大きくなって埋めやすいかと思いましたが、糸を引き抜くとき、本数が増えたことで摩擦が大きくなり、糸が引っかかって粒の形が崩れてしまうことも。
私の腕が悪いのと、針が若干錆びていたことも原因だと思います。(新しい針買いに行きます。)
可愛くできるかと思い、黄色の糸でスキマを埋めつつドットを作りましたが、微妙な出来栄えですね…。

「白・赤ストライプ」
二本取り(三本取りが難しかったので)。色の塊ごとに分けながら徐々に縫っていきました。ボーダーが細いので大きさを揃えるのが難しいですね。

「水色・ピンク・紫」
二本取り。さっこらの裂き織をイメージしたカラーリングです。赤ストライプと同じく色ごとに分けて縫いましたが、三等分するだけなので、色の塊の大きさも揃えやすかったです。

[参考裂き織商品はこちら] https://www.creema.jp/item/11659687/detail

「オレンジ・黄色・緑」
二本取り。上のものと同じく三色三等分ですが、大きさが揃えにくい!ストライプやボーダーは難しいかもしれませんね。柄のものは単色に比べて大きくなりがちでしたが、これは特に大きくなってしまいました。

完成

布から切り取り、裏面に布を折り込んでボンドで止め、裏地を貼り付けます。フェルトがあれば良かったのですが、無いため茶色い薄手のフェイクレザーを貼り付けました。茶色より白が見栄えが良くなりそうですが、無いので仕方ありません。

イヤリングパーツを貼り付ければ完成です!

実験でいろいろなパターンを縫ってみましたが、縫いやすい柄や糸の本数を見つけられてよかったです。
丸だけでなく三角や四角など別の形を作ったり、単色のものを組み合わせてみたり、
アレンジ次第でもっといろいろ出来そうな気がします。

時間はどうしてもかかってしまうのですが、難しくはないので刺繍初心者でも楽しく製作できました。