岩手県内で手織りのワークショップを開催し、「家でも手織りをしたい!」という声をフィードバックしたのがダンボール織り機「DANBOLOOM」(ダンボルーム)。「楽しく」「手軽に」「身近に」をコンセプトに、初心者でも簡単に楽しむことができ、アイデア次第でいろいろな織りが楽しめるシンプルさと拡張性を備えています。
DANBOLOOM(ダンボルーム)って?
近年、手織りの関心度は非常に高くなっています。このDANBOLOOMは、小学生の工作や自由研究に、おばあちゃんがコースターを作って脳トレに、お母さんがインテリアのタペストリーづくりに、いろんな世代のいろんな需要に対応できます。
今までの手織り機は、購入しても「機上げ(織りの準備)」が面倒くさく機織りを始めるまでに時間をかけなければいけませんでした。このDANBOLOOMはパッケージを開けてから5分も経たないうちに織り始めることの出来るとても画期的な手織り機です。
構造がシンプルなので小さいお子様からお婆ちゃんまで楽しむことができ、織りの仕組みを理解すれば作家活動に至るまで幅広い用途でご使用できます。
練習用の毛糸も同封してあるので、安心です。
YouTubeにてDANBOLOOMのワークショップ動画公開中です!
アイデアを形にする
このDANBOLOOMでは、さまざまなものをヨコ糸として織り上げることができます。
毛糸はもちろん、Tシャツを裂いたもの、解いたセーターや、植物のツルなど身近にあるものすべてがヨコ糸となります。
庭の草木を取り入れてもいいし、ワンポイントで紅葉した葉っぱをつけてもいいですね。
季節の風景を取り入れてみてもいいでしょう。
また、いろいろな糸の組み合わせ、手順の繰り返し、機械に頼らない作業を行うことで集中する力が身につきます。
何かに集中して作業をしていると落ち着く、という方も多いです。思考のリラックス効果ですね。織り終わった後には雑念が取り払われるといった声も聞かれるので、手織りは作業療法などにも用いられています。
手を動かすことで集中力を養い、創造性も広がっていきます。
素材の種類や色を眺めているうちに、今日はどんなテーマで織ろうかな、とイメージしてみます。
何を作るか、何を織るか、始めから決めなくてもいいんですね。
結ぶ・縫う・貼るなど、あなたの発想がDANBOLOOMの多様性を拡張させます。
DANBOLOOMで織るミニタペストリーは主に余り毛糸など、半端な毛糸などを使っています。
数メートルしか残っていないような短い毛糸でも、工夫次第でいろいろ作ることができます。
こちらのミニタペストリーは、水色のカーディガンを解いた糸があったので、空の部分に使ったり、工房の近くで採ったエノコログサを挟んでみたり、余り素材を組み合わせています。
ドライフラワーも華やかさがアップするので、ぜひ使いたいと思います。庭の花々をドライフラワーにする楽しみも増えます。
楽しみがどんどん増えていきますね。
こちらはアウトレットの生成のコットンヤーンを入手したので、ピンクとグレーのロービングヤーンを足してミニタペストリーを織りました。デニムの耳ホワイトも使いながら全体的に柔らかな色でまとめています。
今回使ったデニムの耳は、1cm幅の少し柔らかいものです。
ここでは庭木を剪定した際の枝を使っていますが、流木も人気ですね。木の素材の違いでもまた作品の表情が変わると思います。
ここに掲載したミニタペストリーは、DANBOLOOMの最大幅で織っています。最大タテ約17cm×ヨコ約26cmの織りができます。
10cm角のものをたくさん繋いで大きなものを作ることもできますね。
結び方のバリエーションもたくさんあるので、新しいものを「学ぶ」という点でも刺激になります。
技術がアップしていくと、次の作品が早く作りたくなって、作品の幅がどんどん広がっていきます。
楽しいんです♪
次はどんなものを作ろうかな。
ダンボール織り機「DANBOLOOM」や、毛糸などの材料はこちらのページから
https://shop.danboloom.com/