初めてのDANBOLOOMではコースターを作りました。
次はもう少し大きいものを作ってみたいと思っていたのですが、そこで思いついたのがブックカバー。もともと持ってはいますが、私は何冊か並行して読むこともあるので、いくつあってもいいのです。
コースターからいきなりハードルを上げすぎたような気もしますが、さっそく作ってみましょう!
織り始める前に
まずは、大きさの確認から。文庫本をたて糸ガイドに合わせてみると、最大サイズで丁度いいかギリギリといった感じでしょうか。前回コースターを作ったときは、織り進めていくと幅が少し縮まったので、そのことも念頭に置いて織ります。
今回は毛糸ではなく、家で眠っていたあまり布を裂いて作ってみることにしました。
ハサミで布に切り込みを入れたら、そのまま手で裂いていきます。
これが簡単そうにみえて案外難しいのです。細くなって千切れるときもあれば、太くなりすぎるときも。裂いていくうちに均等な幅に出来るようになりましたが、コツは「躊躇わず一定方向に一気に裂く」ですね。
織ってみよう!
前回のコースター作りで、たて糸の取り付け方や織り方は学んだので、迷うことなくすいすい織り進められました。DANBOLOOMはシンプルでわかりやすいですね!
出来るだけしっかりした織りにしたかったので、100均のコームを使って、よこ糸をつめました。
良い感じに織れました。コースターの時よりも成長できたでしょうか!
手編みで生地を追加!
織っているときに裂き織だけでは、生地が足りなくなりそうだなと思っていたのですが、実際に文庫本を当ててみると、やはり足りない。最初はミシンで布を追加しようと思ったのですが、普段やらないことにもチャレンジしたくて、かぎ針で毛糸を編み足していくことにしました。
ちなみに、編み物をしたのは小学生の時以来です…。当時はくさり編みだけして満足して辞めていました。
裂き織の耳やたて糸の間にかぎ針を通し、細編みで徐々に編んでいきます。
多分ところどころ編み方を間違っていると思いますが、まずまず形になりました!
ちょっとひん曲がっていますが、小学生ぶりにしては上出来なはず…。
単行本サイズも作りたい
最近は文庫本サイズより単行本サイズを読むことが多いので、そっちのサイズも欲しい!ということで、同じ要領でもう一つ作ってみることにしました。
織りの幅を広げるために、家にあった段ボールに切り込みをいれてたて糸ガイドを手作りしました。(手作りたて糸ガイドは使用後ヘロヘロになってしまったので、あまり使い回せる感じではないですね…。)
DANBOLOOMは発想次第で自分なりのアレンジを加えやすいのも良いところです。
サイズを大きくしたので時間はかかりましたが、より上達したのでは!
ブックカバーの端を留めるゴムとレースのしおりを追加して完成です。
これからどんどん秋も深まり寒くなっていきますので、裂き織りと手編みでふわふわもこもこの質感のブックカバーが役立ちそうです!