先日、プラ板を使ってさっこらチェック風の画鋲を作りました。
今回はもう少し大きいものを、ということでブローチを作ることにしました。
色鉛筆で着色
画鋲の方はハッキリとした色を出したくてアクリル絵の具で着色しました。ですが、これがなかなか曲者で難しかったので(詳しくは前回の記事をご覧ください)、今回は色鉛筆を使ってみることにしました。
色鉛筆で着色するために、やすりでプラ板の表面を削り細かい傷をつけます。
傷をつけることで紙のように凹凸ができ、色鉛筆でもプラ板に色が乗るようになります。
元々傷が付いているタイプのプラ板も売っているみたいですね。
私は普通のプラ板に400番くらいのやすりをかけました。
今回はこちらのチェック柄で作ろうと思います。

https://www.creema.jp/item/5957303/detail
一度フリーハンドでチェックを描こうとしたところ盛大に失敗してしまったので、方眼紙に作りたいチェックのイメージ図を描いて(ぐちゃぐちゃですみません)、透かしながらプラ板に描き写しました。
色が薄くならないよう、力を込めて濃いめに塗っておきます。


つくりたい形に切り取り、オーブンで縮めました。


よーく見ると鉛筆で描いた感はありますが、思っていた以上にきれいに発色してくれました。茶色に関しては少しぼやけていて、色の選択を間違ってしまった気もしますが、許容範囲内ということで…!
別柄も作る
この調子で、別柄&違う形のものも作ります。
次はこちらのトリコロール柄を。

https://www.creema.jp/item/11659674/detail
先ほどのプラ板は、色ごとに一本一本、色鉛筆を変えて、全部均等に濃く塗っていました。
次に作りたいトリコロール柄は、持っている色鉛筆の種類の関係上、丁度いい色合いがなかったので、同じ色鉛筆で濃く塗ったり薄く塗ったり、色を重ねてみたりしながら、塗ってみることにしました。


先ほどのものより鉛筆感は強めに出ていますが、思ったより悪くないかも。
もう少し丁寧に塗ることを心がければ、むしろ色の重なる部分の色合いなんかは、実際の裂き織りと近いものが出せそうな気もします。
仕上げ

裏面には白いアクリル絵の具を塗り、色が透けないようにし、さらに薄くレジンを塗ってコーティング。
表面には、盛り上がるようにレジンを塗ります。
ピンブローチの金具を付けたら完成です。


着色する画材をアクリル絵の具から色鉛筆に変えただけで、だいぶ製作が簡単になりました。ただ、色鉛筆の筆跡が若干気になるので、塗り方はこれから要研究ですね!
プラ板での小物作成、材料は100均で全部揃うので気軽に始めやすいですし、面白いのでオススメです!みなさんもやってみませんか?