初めてやったのは、玉ねぎの皮。続いて黒豆と、おうちにある食材を使って草木染めをしてきました。
たまねぎ編https://blog.saccora.jp/2021/09/22/%e3%82%ba%e3%83%9c%e3%83%a9%e3%81%a7%e3%82%82%e5%a4%a7%e4%b8%88%e5%a4%ab%e3%81%8b%ef%bc%81%ef%bc%9f%e8%87%aa%e5%ae%85%e3%81%ae%e3%82%ad%e3%83%83%e3%83%81%e3%83%b3%e3%81%a7%e6%9f%93%e7%89%a9%e3%82%92/
今回使う食材は「アボカド」です。
アボカドといっても、使うのは実の部分ではなく、普段捨ててしまう皮と種です。
玉ねぎの皮もそうですが、捨てるはずのもので、楽しめるのっていいですよね。
アボカドというと緑のイメージがありますが、なんと緑ではなくピンク色に染まるそうです。最初はびっくりしましたが、よくよく考えてみると、皮は赤っぽいのでそこまで意外ではないのかも。
さっそく準備

いつも通り、タンパク質処理した布や糸、色止め用のミョウバンを用意。
アボカドは二つ使います。
(詳しい染め方は割愛します。)
出来るだけ実が残らないように皮を剥いて、種は包丁でスライスします。
種の表面が滑るのでちょっと大変でした。うっかり手を切らないように気を付けないといけません。


切ったときは白かったのですが、少し時間を置くと種の断面が赤く変色してきました。
これは、きれいなピンクに染まりそう…と思ったのですが…
ピンクにしたくて

実際に30分ほど煮だしてみると、確かに色が出てきていますが、ピンクや赤というよりは茶色…?
不安になったので調べてみると、染液が茶色い状態で染めるとピンクではなくベージュに染まるそうです。
空気にさらして少し放置したり、とろ火で煮込むときれいなピンクになりやすいらしいのですが、もう煮込んでしまいました。
今更どうにもできないかと思いましたが、重曹をいれると赤みが出るようです。たぶん、後から入れても大丈夫だろう!ということで一つまみくらいの重曹を投入。

追加で10分ほど煮込むと、さっきまでの茶色と打って変わって、ワインのような色合いになりました。
黒豆で染めたときは、色止めのミョウバン水に入れると、色が抜けていってしまったので、様子を見ながら長めに染液に浸けました。

ちゃんと赤みがかった色に染まりました。少しムラになってしまいましたが、それも味ということで!
アボカドは狙った色に染めるのが少々難しそうです。
私は皮と種両方煮込んで染液を作りましたが、皮・種・葉、それぞれ分けて染液を作っても微妙に色合いが変わってくるようです。
やってみるまでどうなるかわからないのも草木染めの面白さですね。
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