5月のとある日。
岩手山の残雪もあと少し。麓の緑が太陽に照らされ、菜の花畑と岩手山のコントラストも綺麗です。山桜が終わると柔らかな薄紫色の藤の花が咲き始めます。ドライブには最高の季節です。週末はどこを見に行こうかな、そんなことをイメージしながら、ランチタイムに窓の外を眺めています。
庭のツツジが咲いてきました。
昼休みに外で出ていますが、今日は近所の猫ちゃんも外に出ていないので、庭の草木を撮ってみます。
昼間の光で撮影のときに色が飛んでしまうので、向きをあれこれ変えながら撮っていきます。このビビットな色合いは、私にはちょっときついです。
赤よりも少し花が小さいピンクも咲いています。
小ぶりな花も可愛らしいです。こっちもビビット!
裏庭には薄いピンク、白、濃いピンクとバランス良く配置されていますが、今回は撮っていませんでした。一斉に咲き揃う日も近いです。
せっかくなので岩手県内でツツジがたくさん見られる場所をちょっと探してみました。
いわて花の名所【夏】
https://iwatetabi.jp/flower/summer.php
私は五葉山しか知りませんでしたが、県内割とまんべんなく見どころがありますね。行ったことがない場所ばかりです。地元以外の場所にもそろそろ出かけてみようと思うこの頃です。
さて、庭に戻ります。
猫ちゃん来ないな〜と思いつつ地面に目をやると、そこには小さな世界が広がっています。
苔の種類はまったくわかりません。ざっくりスギゴケくらいしか知りません。でも、名前なんかわからなくてもいいんです。面白い!と思えたらいいんです😄
ひょろっと放射状に伸びたものを数えてみたら、11本、10本、8本…バラバラですね。11本のものが多い気がします。横から見ると(写真撮っていませんが)お菓子のきのこの山みたいで可愛いです。
こちらは何でしょう。ミズゴケっぽいです。
小さな段差も、虫たちから見ると丘くらいの大きさかもしれません。時には峠を越え、山を越え、谷を越え、進んでいきます。虫にとっては大冒険かもしれません。
いや、毎日のことだと通勤くらいなのかな。
小さな世界を見ているだけで昼休みがあっという間に終わってしまいます。ここ数年苔テラリウムなどが人気ですが、私は山育ちなので自然の広い空間の苔を見ている方が落ち着きます。特に苔好きではないので、虫眼鏡片手に湿地を歩いたりはしませんが、目線を落としてみるというのも新しい発見があります。
フェリシモでは苔さんぽプログラムなんてのもありますよ。
苔が通信講座になるなんて!
新しい世界は、とっても身近にあるということですね。
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