幸呼来Japanの「幸呼来」は盛岡のお祭り、さんさ踊りの「サッコラ~チョイワヤッセ」という掛け声からとったものです。漢字の通り「幸せは呼べばやってくる」という意味です。
社名の由来になるように、さっこらはさんさ踊りの浴衣を使ったプロジェクトがあります。
さんさ踊りで着古し、使われなくなった浴衣を企業さんから寄付していただき、その浴衣で裂き織や裂き織商品を製作するというものです。
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今回も企業さんからの依頼でたくさんの浴衣が届きました。
鮮やかな青にところどころに散らばるピンクや水色、白の花の模様がとてもきれいな浴衣です。
浴衣を裂き織にするには、まずは浴衣を解くところから始めます。
解いた浴衣は一度洗濯をして、乾かします。
浴衣を解く際にある程度ほつれ取りをしても、洗濯をするとまた新しくほつれが出てしまうので、それを丁寧に取り除いていきます。ほつれは仕上がりに関わってくるので、製作工程で何度も、こまめにとっています。
お次はアイロンがけ。
今回は量が多いので、アイロンかけも三人がかりで行います。
アイロンがけした布は裁断機にかけるため、畳んでまとめます。
布の厚みや種類によって、ここで重ねる枚数が変わります。この布であれば5,6枚ですね。
手で皺を伸ばしながら、パタン、パタン。
すべて畳めたら、端をマスキングテープでとめます。
これで裁断の準備が出来ました。
裁断機にかけて、どんどんよこ糸を作っていきます。
よこ糸が出来たら、いよいよ織り。
残念ですが企業秘密のため、どんな柄になったのかお見せすることが出来ません。
依頼によっては、裂き織にするところまでの場合もありますが、出来上がった裂き織をさらに雑貨に加工することもあります。今回は名刺ケースに仕上げていきます。
実物ではありませんが、このような形の名刺入れです。
裂き織のあたたかさがありながら、鮮やかな青が映える爽やかな色合いの名刺入れができあがりましたよ!
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