先日玉ねぎの皮を使って、初めて草木染めをしました。
初めてのわりに、きちんときれいな色に染まってくれました。
玉ねぎの皮で染めた布はオレンジっぽい黄色になったので、次は寒色系がいいなと思い調べたところ、気になったのが黒豆!
そのまま染めると青紫になるようですが、染料に酢を加えると、青紫から赤紫に色合いが変わるようです。おもしろそうなので試してみようと思います。
前準備
布は前回と一緒のものですが、酢で染料の色を変えるため二枚ずつ用意しました。
今回は同時に糸も染めてみます。
手順も基本的に前回と変わらないので詳細は省きます。
ただ、今回使う黒豆は前日の晩から、前もって水に浸しておきます。
分量は黒豆100gに対して、水1.5ℓほどです。
一晩置くと、水がきれいな紫色になりました。
前日のうちに、布の糊を落としたり、牛乳や豆乳と水を割ったものに布を浸ける下処理をして乾かしておくと、スムーズに染色できます。
染めてみる
黒豆の色を抽出するために弱めの中火で30分煮込みます。
透き通っていた水が結構濁りました。
豆は煮込みすぎてちょっとぶよぶよですが、後日カレーに入れておいしくいただきました。
前日下処理をして乾かしておいた布を投入し、20分ほど放置。
結構濁った色になっていますが、色止めのミョウバン水に浸けると鮮やかな色になりました。少し感動です。
色止めしている間に、染料に酢を入れて、色を変えたバージョンも同時並行で染めていたのですが……
先に色止めをしていた方の色が薄くなってしまいました。
玉ねぎの皮が一度でしっかり染まったので大丈夫だと思っていたのですが、黒豆は何度か染料に浸けないと、きれいに染まらないのかもしれません。
気づいたのが、すでに酢を入れてしまった後だったので、今回は少し薄いですが諦めることに。そのかわり、酢を入れた方は2回染料に浸けなおしました。
乾かして、出来上がったのがこちら!
色の濃さに違いはありますが、青紫と赤紫で色合いが全然違います。
(写真では少しわかりにくいかもしれません…)
同じ染料でも、違う色に染められるのが面白いですね!
玉ねぎ染めの布と並べてみると、なんだか他の色合いの布を増やしてみたくなります。
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