さっこらスタッフとしては、余り布・ハギレと聞いて真っ先に浮かぶのはやはり裂き織り…なのですが、裂いた余り布を織るのではなく編んで小物を作る“裂き編み”もあります。
最近個人的に編み物にもハマっていることもあり、今回は裂き編みに挑戦してみようと思います。
布を裂く
さっこらではよこ糸を作るとき、主に裁断機を使っています。以前は手で布を裂いていましたが、裁断機を使った方が、より仕上がりが良くなるためです。
YouTubeもあります。
https://www.youtube.com/watch?v=civD55SV2eM
私は今まで裂き糸を作るときは手で裂いていましたが、今回はハサミを使って裁断することにしました。
写真を見ていただくとわかる通り、手で裂いた方がほつれが出ていますね。編み物初心者ゆえ、編んでいるときにほつれが引っ掛かりそうで不安だなという理由でハサミで裁断することにました。やってみて思ったのですが、それぞれメリットデメリットがありますね。
手で裂く方は、慣れれば早く裂けるのですが、均等に裂くのが難しいしほつれが出ます。
ハサミは、均等に綺麗に裂けるけど、少し時間がかかります。
まんまるに編む
まだ要領を得ていないため、複雑な形は手を出しづらい…ということで、まんまるに編んでみました。
裂き糸は毛糸と違って少々滑りが悪いです。
普通の布だけでなくレース生地も裂き糸にしたのですが、こちらは途中でぶちぶち切れてしまってちょっと大変でした。
ぎちぎちに編まないような力加減など、普通の毛糸を編むのとは違ったコツが必要ですね。
3つ編んで、何となく編み足りなかったので、その後も何個か編みました。たくさん並ぶと何となく可愛い気がします。
シンプルな小さい丸なので何にするか迷いましたが、ヘアクリップやヘアゴムに付けてみました。
裂き編みはもこもこっとしていて、同じ裂き糸でも裂き織りと違った質感になりますね。
余り布の活用法の一つとして、コツを掴んでもう少し複雑な形のものや大きいものも作って研究してみたいですね。