5月から6月にかけて、環境に関する情報をテレビで多く見ました。5月30日は「ごみゼロの日」、6月5日は「環境の日」。SDGsの取り組みとともに、自分でもできそうな取り組みだったり、アップサイクルの商品紹介だったり、いろんな情報を得ることができました。
6月は環境月間ということで、環境省のホームページに環境の日についての説明がありました。以下引用。
6月5日は環境の日です。これは、昭和47年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたものです。国連では、日本の提案を受けて6月5日を「世界環境デー」と定めており、日本では「環境基本法」(平成5年)が「環境の日」を定めています。
平成3年度から6月の1ヶ月間を「環境月間」としています。6月中は、関係府省庁や地方公共団体などにより全国で様々な行事・事業が行われます。ぜひ行事・事業を通じて、環境のことを考えてみてください。
※令和3年度から次の各種月間等は環境月間と統合的に実施します。
ごみ減量・リサイクル推進週間、オゾン層保護対策推進月間、地球温暖化防止月間、大気汚染防止推進月間
自然と近い場所に住んでいるので、環境については子供の頃からなんとなく考えてはいましたが、一昨年、森林保全の取り組みに参加してから、森林、自然環境への関心がさらに深まりました。自分が使う商品もちょっと見直してみたり、少しづつではありますが、自分にできることから始めています。
アップサイクルについても興味のある分野で、私が好きなフェリシモでも、アップサイクルの商品を販売しています。
さっこらでやっている裂き織りもアップサイクルの一つ。廃棄される布を、デザイン性を加えて新たな製品を生み出しています。
リサイクルと似た言葉ですが、アップサイクルはどう違うのでしょう。参考になるページを見つけました。
アップサイクルとリサイクルの違いとは?
リサイクルは、廃棄物や不用品を一度細かく粉砕したり融解したりして、製品が作られる前の資源の状態に戻してから再度、製造します。ペットボトルから作られるフリース素材などの繊維、紙ごみから作る再生紙などはリサイクルに当たります。
一方、アップサイクルは不用品の素材や特徴をそのまま活かして、より良い新たな製品を作り出すことをいいます。
例えば、使わなくなった毛糸や布があります。それを細かく繊維にし、わた状にほぐして、フェルトシートなどなどに生まれ変わる。これがリサイクル。
一方アップサイクルは、布の素材を活かしならが新たな製品にする、ということですね。さっこらの裂き織りは、綿、麻などの素材、色を活かし、配色や柄を決めて、織っています。
さんさ踊りで使われなくなった浴衣を使ったり、企業様から預かった残反を使ったり、様々な素材が集まってきます。さっこらでは布を扱っているわけですが、布以外でどんなものがアップサイクルされているのか興味があります。
中でも米袋は米袋は気になる素材です。米袋は三層構造なのでもともと丈夫な素材。バッグにするには最適なのかもしれません。
柿渋仕上げのトートバッグ
米袋に柿渋を塗って仕上げています。もともとの米袋のデザインも素敵なので、バッグになってもまた素敵です。
持ち手も個性的なバッグ
有名ブランドBEAMSで販売されているバッグ。
BEAMS JAPAN Cul de Sac-JAPON × BEAMS JAPAN / 別注 青森米 トートバッグ
青森ヒバを使ったブランドとのコラボレーションということで、三編みの持ち手の素材は、ヒバを薄くスライスしたものを編んでいます。香りもいいんでしょうね〜。ヒバは落ち着く香りです。
一瞬藁かと思いましたが、藁はチクチクするし、持ち手には向かないですものね。
これぞ米どころ新潟のお米バッグ
コシヒカリの文字もなんかいい感じです。
https://www.tokyokitsch.com/blog/tag/%E7%B1%B3%E8%A2%8B%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%B0/
トートバッグの他にもポチ袋やポーチなど小物も揃っています。
全国各地で取り組みがされていますね。農場オリジナルの米袋もあったり、米農家さんの思いも乗せてバッグに生まれ変わっています。お米の銘柄が印刷されている米袋の味わいも新しく発見できました。
実家にある米袋で作ってみたいです。この夏の課題が1つできました。
さっこらの米袋アイテムはフラットポーチです。米袋そのままの色を使ったものと、染色したものの2種類です。
米袋がまったく新しい商品に生まれ変わっています。現在は生産しておりませんが、米袋以外でも今後も様々な試みでアップサイクルしていきます。
さっこらの取り組みはホームページで紹介しております。
さっこらのホームページはこちら
https://saccora-japan.com/