さっこら的デニムの耳コレクション 〜廃棄されていたものが商品に生まれ変わる〜

フラットポーチ

デニムの耳とは、デニム製品製作時に切り落とされてしまう捨てしろで、今までは廃棄されていたものです。工場から仕入れたデニムの耳を織れるようにするまでには、様々な工程があります。なかなか手間のかかる作業なので、簡単には製品化出来ないところが課題のようです。

デニムの耳についての記事はこちら
デニムの耳って知っていますか?廃棄されていたデニムの耳の再生活動

幅は約1〜1.5cmほどで、硬さもいろいろです。様々な商品を作っていますが、さっこらでは主に2種類の方法で商品を製作しています。

その1.織る

デニムの耳をよこ糸として織っています。ハードな質感にソフトな触り心地の新しい裂き織です。

【裂き織】コーヒーマット デニムグレー 手織り

幸呼来(さっこら)Japanの自社ブランド【Panoreche〜パノレーチェ〜】のコーヒーマットです。デニム製品製作時に切り落とされる「デニムの耳」を使用し、ハードな質感にソフトな触り心地の新しい裂き織です。すべてハンドメイドで織り上げています。機械では出せない高い品質と温もりのある表情が特徴です。サイズ:170mm×170mm素材:綿、ポリエステル色:Lot.301 …

【裂き織】ティーマット デニムグレー 手織り

幸呼来(さっこら)Japanの自社ブランド【Panoreche〜パノレーチェ〜】のティーマットです。デニム製品製作時に切り落とされる「デニムの耳」を使用し、ハードな質感にソフトな触り心地の新しい裂き織です。すべてハンドメイドで織り上げています。機械では出せない高い品質と温もりのある表情が特徴です。サイズ:170mm×340mm素材:綿、ポリエステル色:Lot.301 …

コースター、コーヒーマット、ティーマット、ランチョンマットの4種類を展開しています。クッションカバーなどインテリア製品もおすすめです。

こちらは、たて糸、よこ糸ともにデニムの耳を使用し、市松模様に織った生地をフラットポーチにしました。

【裂き織】デニムの耳の市松模様 フラットポーチ 手織り デニムの耳

黒と白のデニムの耳を市松模様に組み合わせたフラットポーチ。すべてハンドメイドで織り上げています。機械では出せない高い品質と温もりのある表情が特徴です。裏面は黒の帆布を使用しています。別売りのショルダーストラップを付けるとサコッシュとしても使えます。https://www.creema.jp/item/9605589/detail手づくりのため、仕上がりサイズに若干の個体差がございます。サイズ…

ナチュラル、ホワイト、ブラックを組み合わせ、4パターンの市松模様を作っています。
ナチュラル×ナチュラル、ホワイト×ホワイト、ブラック×ブラック、ホワイト×ブラック。

幅のある生地を織るにはある程度の力も必要なので、これは男性スタッフに織ってもらいました。力強くガシガシと織っていますが、その分しっかりとした織りに仕上がります。

【市松模様の織り方】
卓上織り機をカスタマイズしてデニムの耳を織る

その2.編む

もともとが厚みのある素材なので、編んでもしっかりしたものが出来ます。

【受注生産】裂き編み猫ベッド デニムグレー

デニム製品製作時に切り落とされる「デニムの耳」を使用した裂き編み猫ベッドです。デニムのしっかりとした厚みと、布の耳ならではの〝ふさふさ〟で、ねこちゃんも安心して休めます。高さが24cmなので、外側へ折り返し、好きな高さ、形にできます。折り返すことにより厚みが出るので、あごのせもできてねこちゃんにリラックスしてもらえます。発送時は専用の箱に入れてお送りいたします。このダンボール箱も猫が入ってく…

かぎ針は15号とかなり大きいサイズで編まなければいけませんが、その分しっかりとした厚みでふさふさも気持ちよく、猫も喜んでくれるのではないでしょうか。色はナチュラルとブラック。猫目線のものづくりをしているnekzukiさんでは、サイズ違いでホワイトも販売中です。

ベッド 猫 日本製 あみあみベッド マット付き | nekozuki(ねこずき)猫用品の販売

ベッド 猫 日本製 あみあみベッド マット付き ベッド nekozuki(ねこずき)猫用品の販売

ネコ社員との共同開発の様子も御覧ください。

デニムをより身近な素材に

お裁縫は苦手…という方も多いと思います。
子供でも使える身近な素材として、キットも販売しています。円形にカットしたダンボールにデニムの耳を巻きつけ、インテリアとして飾れるオーナメントを作ることができます。

デニムの耳と、コットンヤーン、毛糸の組み合わせで作ったオーナメント

テープやリボンの一種として使えたら、もっと気軽に、もっと幅が広がるんじゃないかなと思っています。
デニムの耳は染めることもできるので、どんどん作品が広がっていきます。アイデア次第で新しいものが生まれる楽しさをもっと伝えて行きたいです。